漫画家の臼井儀人さんが亡くなりました。
荒船山で身元不明の遺体、という報道から一夜。そうであってほしくないと思っていたこと。
朝から何度も、祈るような気持ちで携帯からニュースをのぞいていましたが……
報道に慌てて、ひょっこり出てきてくれるんじゃないか、とか。
山で迷っているだけで、彼が“そう”なのではないはずだ、とか(実際は迷うような山ではないそうですが)
すごくショックです。大好きでした。
ニュースを見てからずっと、気分が上向きになりません。
すごくばかばかしい、人によっては「下品」で「くだらない」ギャグに見えるかもしれないのだけど、臼井さんの描かれる作品の根底には、いつも暖かなものが流れていると感じていました。
家族愛とか、日常の愛しさとか…ううん、言葉にしづらいですが。
普通なようでいて貴重な、殺伐さのない緩やかで変化のない日々、みたいな。
変わらないことの幸せを、漫画に籠められる方だな、と。
小さな頃、「クレヨンしんちゃん」のアニメを毎週楽しみに見ていました。
児童会(小学校にある託児所のようなものです)で、コミックスを何度も読んでいました。
大きくなってからは放送を見ることはなくなったけど、映画は観たくてたまらなかった。
面白かったなぁ。しんのすけはおバカだったけど、私たちに元気をくれました。
これからも大好きです。
漫画家・臼井儀人さんの、ご冥福をお祈りいたします。
BALLAD見に行こうかな……